【AfterEffects Tutorial】標準エフェクトのみで作るエネルギーコア

みなさん、こんにちはサメPです。

今回は、標準エフェクトのみで作れるカッコイイエフェクトを作っていきたいと思います。

1.コンポジションの作成

コンポジション名:energy_01
サイズ:X1920 Y1080
フレーム:30fps
デュレーション:10秒

2.1つ目の素材の作成

今回は、エネルギーのパーツを3つに分けて作っていきたいと思います。

・新規平面の作成

名前は自分が分かれば何でも大丈夫です。

カラーは#000000 の真っ黒にしてください。

・フラクタルノイズを適用

数値をそれぞれ変更したものを下記に表示しております。

フラクタルの種類:ダイナミック(プログレッシブ)
反転:オン
コントラスト:140
明るさ:-30
フラクタルノイズのトランスフォーム>
縦横比を固定:オフ
スケールの幅:60
スケールの高さ:130

次にエクスプレッションを打ち込んでいきます。

エクスプレッションの書き方は、画像のストップウォッチを
・windowsはAlt押しながらクリック
・MacはOption押しながらクリック

乱気流のオフセット

x=0;
y=time*200;
[x,y]

展開

time*240

をそれぞれ打ち込んでください。

・オーブの形にしていきます。
・新規調整レイヤーを作成

エフェクトから”極座標”と”CC Radial Blur”を適用

数値をそれぞれ画像のように変更します。

・極座標

補間:100%
変換の種類:長方形から極線へ

・CC Radial Blur

Type:Rotate
Amount:1.5

・新たに新規調整レイヤーの作成

エフェクトから”CC Lens”を適用

数値を画像のように変更します。

・CC Lens

Size:30

これで見た目がオーブのようになればできています。


1つ目の素材が完成しました。

3.2つ目の素材の作成

・新規コンポジションの作成


コンポジション名:energy_02
サイズ:X1920 Y1080
フレーム:30fps
デュレーション:10秒

・フラクタルノイズが適用されている平面を「energy_02」から「タイムライン」にコピー(Ctrl+V or Cmand+V)します。

・コピーしたら下記のように数値を変更します。

フラクタルの種類:ダイナミック(プログレッシブ)
反転:オン
コントラスト:160
明るさ:-40
フラクタルノイズのトランスフォーム>
縦横比を固定:オフ
スケールの幅:30
スケールの高さ:205

・次にエクスプレッションを打ち込んでいきます。

乱気流のオフセット
x=0;
y=time*400;
[x,y]

展開

time*240

・新規調整レイヤーを作成

エフェクトから”CC Sphere”を適用します。

適用したら画像のように数値を変更します。

Rotation>
Rotation Z:225°
Radius:340
Light>
Light Intensity:175
Light Height:100
Light Direction:0°
Shading>
Ambient:60

見た目が下記のようになっていれば大丈夫です。

・3つ目の素材を作っていこうと思います。

プロジェクトの中にある”energy_02″のコンポジションを複製(Ctrl+D or Cmand+D)します。

コンポジション”energy_03″の中身を調整していきます。
ダブルクリックでコンポジションを開きます。

調整レイヤーの値は変更しなくて大丈夫です。
フラクタルノイズの数値だけ画像の値に調整します。


フラクタルの種類:ダイナミック(プログレッシブ)
反転:オン
コントラスト:220
明るさ:-60
フラクタルノイズのトランスフォーム>
縦横比を固定:オフ
スケールの幅:25
スケールの高さ:90
展開のオプション>ランダムシード:任意の数値

・次にエクスプレッションを打ち込んでいきます。

乱気流のオフセット
x=0;
y=time*200;
[x,y]

展開

time*240

・新規平面を追加します。

プロジェクトの平面フォルダからドラッグで平面を配置することができるので、データ容量削減にも繋がるので積極的に活用します。

配置した平面レイヤーをリネームします。
今回は「塗り」エフェクトを適用するので、”塗り”にします。

「塗り」を適用したらカラーを変更します。


#38A4FF

“塗り”レイヤーの”トラックマット”をルミナンスキーマットに変更します。

トラックマットが表示されない場合は左下の赤枠のボタンを押してみてください。

見た目がこのようになれば大丈夫です。

・作成した素材の合成

いよいよ、作った素材を合成していきたいと思います。

・新規コンポジションの作成

設定は今までと同じで、名前だけ”gousei”にして作成します。

・タイムラインに作った素材を並べます

・それぞれの素材を調整していきます。

まず”energy_01″にエフェクトから”グロー”を適用します。

数値は下記のように調整します。

グロー基準:アルファチャンネル
グロー半径:290
グローカラー:A #0078FF B #2F7DFF

“energy_02″に”eneruy_01″に適用したエフェクトをコピペします。
そのまま、エフェクトコントロールから”グロー”をクリックしてコピー(Ctrl+C or Cmand+C)
タイムライン上で”energy_02″をクリックして貼り付け(Ctrl+V or Cmand+V)

色だけ調整をします。

グローカラー:A #00094D  B #1832A3

・レンズフレアを追加します。

先ほどと同じように「プロジェクト」から平面をタイムラインにドラッグして、新規平面を作成してください。

名前を”レンズフレア”にします。

エフェクトから”レンズフレア”を適用します。

数値は下記のように調整します。

光源の位置:X960 Y540
フレアの明るさ:50%
レンズの種類:105mm

・合成モードの調整

・次にそれぞれのレイヤーの合成モードを調整していきます。

下記の画像のように調整します。

レンズフレア:加算
"energy_03":加算
"energy_02":オーバーレイ
"enerugy_01":通常

合成モードが表示されてない人は下記の画像のところをクリックしてみてください。

・最後に色味の調整をしていきます。
・新規調整レイヤーを配置

調整レイヤーにエフェクトから”トーンカーブ”を適用します。

画像のように調整します。

これで今回のエネルギーコアは完成となります。

いかがでしたでしょうか、少しでもAfterEffectsが楽しくなって貰えれば嬉しいです。

こんなチュートリアル、解説をしてほしいなどコメントなどお待ちしております!

twitterもよろしくお願いします!

以上で、エネルギーコアのチュートリアルを終わります。

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サメP

東京の映像制作スタジオでボロボロになるまで働いていたサメ。 光る映像が大好物。朝飯よりグローが好きな性格のため”光の戦士”と呼ばれ恐れられていた。(サメD談) 夢はCGWorldの特集に載る/ハリウッド映画の制作に携わる事。
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